クオリティーの高いヘアカラーに必要なのは
大阪の豊中市【カラー特化サロンカラトリ】で美容師をしている本田です。
カラー比率は90%以上で毎日毎日ヘアカラーをメインにサロンワークをしています。
中でもダントツNo. 1のヘアカラーオーダー
【アッシュグレー】です。
⚫︎アッシュグレー
⚫︎バイオレットアッシュ
⚫︎インナーカラー
⚫︎グラデーションカラー
⚫︎外国人風カラー
⚫︎ハイライト
このへんのキーワードは最早聞かない日はありません。
本当にご来店頂けるお客様には感謝しかありません。
ありがとうございます。
さて、
本日はそんな僕が特に大切にしてることはというと、、、
土台が全て
そうなんです。土台が全てなんです。
ここで言う土台とは・・・
元々の髪質と染める前の髪の毛の色味
のことです。
「よくわからん、、、」
そんな方に向けて本日は書いていきます。
元々の髪質について詳しく解説します
アッシュに染めたいけどなかなか思うようなアッシュにならない・・・
友達は凄く綺麗なアッシュなのに私は違う・・・
そんな経験ありませんか??
これはそもそも髪質の違いで起こっている現象かもしれません。
赤味が強い髪質
赤味が少ない髪質
この2つによって同じ薬剤で染めても結果はかなり変わります。
●赤味が強い髪質とは
髪の毛が黒くて太い、硬い、パーマがかかりにくいなどの特徴がある方は、メラニン色素が多いといわれています。
弾力やツヤのある健康的な髪は染まりにくく赤味が強く出ることが多いです。
●赤味が少ない髪質とは
髪の毛が茶色で軟らかい、または少なくて細い、パーマがかかりやすいなどの特徴がある方はメラニン色素が少ないといわれています。
上記の2枚の写真は同じ位のレベルの明るさなのですが赤茶っぽいのと黄色っぽいので違いますよね。
髪質の違いで色味が退色するとここまで違ったりするものなのです。
対処法はないのかと思うかもしれませんが赤味が強い髪質の方も何度も色味を積み重ねることで赤味を消すことが出来ます。
1番手っ取り早いのがブリーチで赤味を飛ばす方法です。
赤味がなければ綺麗なアッシュグレーになれます。
「この感じのアッシュグレーにしたいならブリーチが必要ですね。」
と美容師さんに言われてしまうのはこうゆうことが原因なのです。
綺麗なアッシュグレーにするには赤味を抹殺することが必要であり
元々の髪質により赤味が強い方こそアッシュグレーになりにくいのでより段階が必要になるのです。
染める前の髪の毛の色味を詳しく解説します。
もう一つの要因として染める前の髪の毛の色味です。
髪質なども踏まえてなので最終的にはここが全てでありこの土台を作ることが綺麗なヘアカラーを
再現するにあたって最重要項目になるのです。
分かりやすく解説していきます
10レベルくらいの土台にアッシュグレーを濃い目に染めると
これくらいの透明感になります。
14レベルくらいの明るさの土台にアッシュグレーを濃い目に染めると
これくらいの透明感になります。
上記の2つとも同じ濃さのアッシュグレーで染めていますがお分かりいただけますか??
土台の明るさによって透明感の出方がまるで違う。
ということがわかると思います。
単純に明るさの比較でしたが本来はここに先程もお伝えした元々の髪質も含まれてくるのです。
ハイトーンでも赤味がとても強い髪質の方と同じトーンでも赤味が少ない髪質の方では仕上がりの見え方は
変わってきます。
だからこそお客様1人1人によって求める髪色になる為のプロセスは違いますし、1度でなる方もいれば2~3度カラーをしないと
ならない方もいるのです。
僕ら美容師はお客様の髪の毛を実際に見て判断してご提案しています。
目的の色にするには目的の色味が入る土台が必要なのです!
ですから土台が整ってない方はまずは土台を作ることから始めます。
そういったプロセスをしっかりとカウンセリングしています。
なりたい色味になる為にしっかりとプロセスを踏みましょう。
積み重ねていくことでどんどんと土台のクオリティーが上がります。
そうすることでより綺麗なヘアカラーが実現できます。
特に初めてご来店されるお客様はこの土台が整っていない場合がありますので1日で思い通りのヘアカラーに
なれないお客様も多数いらっしゃいます。
しかし必ずプロセスを踏み段階的に染めていくことで理想的なヘアカラーはどんな方でも手に入れることが出来ますので
お任せください。
土台こそ命です。
それでは。