大阪の豊中で美容師している本田です。
さて、今日はこんな疑問について僕なりの考えを話したいと思います。
美容院でヘアカラーをするときにイメージ画像を持参したほうが失敗されにくいって本当!?
貴方はどっち派ですか?持参する派ですか?しない派ですか?
僕はお客様にヘアカラーのカウンセリングをする時に必ず聞くフレーズがあります。
「イメージされてる画像とかありましたか?」
初めに本田的な回答をさせて頂きます。
絶対にイメージ画像は持参したほうが成功確率は跳ね上がります
貴方は美容院でカラーの色味を伝える時に担当の美容師さんになんて伝えますか?
「今より明るめのアッシュにしたいです」
「今は明るすぎるので暗くしたいです。今流行っているアッシュグレーがいいです」
こんな感じでしょうか。
しかしこれでは本当に伝わらないといけない情報のほとんどが伝わっていないんです。
【ヘアカラーで伝わらないといけないポイント】
- 明るさ(明るくするのか、暗くするのか)
- どの明るさレベルにするのか(7レベルとか12レベルとか)
- 屋内と屋外では見え方が違うのでどちらで見せたいのか
- 色味(アッシュ系、ブラウン系)
- 色味の濃さ(濃いアッシュ~薄いアッシュ、緑よりのアッシュなど)
- デザインカラーの有り無し
- 染め方(一色なのかナチュラルにグラデーションにするのかなど)
etc・・・
まだまだ沢山ありすぎてもはやパニックです。
美容師はこういった情報を整理してお客様のイメージを具現化していく作業を頭の中で行います。
はっきり言うとここはセンスになります。
【自分のイメージを美容師側がイメージできているか】これがかなり重要になってきます。
もちろん技術的なテクニックもかなり作用しますので重要度は50:50くらいですね。
しかしイメージ画像があれば伝えたいことが一瞬で伝わるのもまた事実。
これが面白いくらいに伝わります。
「あぁ~こんな色味のイメージが好きなんだ~」
って感じに伝わるんです。
貴方が思うアッシュと美容師が思うアッシュは違うかもしれない!?
ひとえにアッシュと言っても色の濃さ、明るさ、見え方などの違いにより見え方や感じ方は十人十色です。
またお客様の認識するアッシュと美容師側の認識するアッシュは同じとは言い切れません。
ですから2人のイメージを合わせていく作業が必要になるのです。
最近多いアッシュグレー・ブルージュ・スケルトングレー何が違うの??
最近お問い合わせで非常に多いのが【アッシュグレー】と【ブルージュ】の違いは何ですか?
と聞かれることが多々あります。
2016年のオススメカラーはアッシュグレー、スケルトングレー、ブルージュ、アッシュグレージュ・・・・
もはや何なのかよくわからなくなってきた・・・そんなことありませんか?
これこそが色味の濃さの違いであり美容師側のイメージの違い!なんです。
こういったネーミングは誰かが独自に考えただけで決して正解や定義はありません。あくまでイメージの方が強いかもしれません。
ですから例えばアッシュグレーと言ってインスタなどに写真をUPしている美容師さんが2人いれば2通りのアッシュグレーが存在します。
全国の美容師さんの数だけアッシュグレーの数があるといっても過言ではありません。
自分の好きなアッシュグレーを見つけて必ず保存しておこう
初めの文章を思い出してください。
貴方は美容院でカラーの色味を伝える時に担当の美容師さんになんて伝えますか?
「今より明るめのアッシュにしたいです」
「今は明るすぎるので暗くしたいです。何か今流行っているアッシュグレーがいいです」
これでは本当に貴方のなりたいアッシュグレーになる確率はグッと下がっているわけです。
もちろん美容師側は精一杯貴方のなりたいヘアカラーを再現する為に努力を惜しみません。
しかしこれだけの数のアッシュグレーから貴方が満足するアッシュグレーにたどり着くプロセスを知らなければ再現はかなり難しくなってしまうのです。
これが俗にいう
「アッシュグレーにしたいってオーダーしたのに思ったアッシュグレーにならなかった・・・」
ってやつです。
ですからイメージ画像はあったほうが確実にいいと言い切れます。
担当者のセンスに任せるって人はいりませんよ
今はSNSやブログなどが主流になっていますから美容師さんのウリなどがブログやインスタなどにUPされまくっています。
実際、本田自身は【アッシュグレー】や【デザインカラー】の記事を多く書いていますのでお客様の約8割がこういったカラーをされています。
ですから、僕の場合の伝え方はとても簡単です。
「いつもブログ観てます。あんな感じのアッシュグレーがいいです」
はい。これで8割伝わります。←まじです。
残りの2割で細かいところをカウンセリングします。実際に染めまくっているのでかなり安心して頂いて大丈夫です。
ならない場合としては
- 圧倒的ダメージしてる
- 過度な黒染め
- ブリーチしたくないからしないで再現
- 色味が特殊すぎ・・・
などの事がある場合は1度で再現が難しい場合がありますが再現できないことはないのでしっかりとプロセスをお伝えしています。
なので安心してください!
何にせよイメージ画像はあったほうが◎
せっかくのヘアカラーです。自分だけの最高にヘアカラーをGETできるようにこういった事も参考にして頂けるといいと思います。
貴方のライフスタイルが今以上にHAPPYになれますように。
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