大阪で美容師をしてる本田晋一と言います。
最近お客様からのオーダーでも爆増している
「毛先を白っぽくしたい」
や
「パープルのインナーカラーやグラデーションにしたい」
などのデザインカラー。
なかなか一筋縄ではいかず、なかなか再現しにくいものです。
美容師さんに
「ブリーチ1回か2回しないとこのクオリティーにはなりませんね」
と言われることが多いと思いますが実際のところその意味がわからない方多いんじゃないでしょうか?
ブリーチ1回と2回で何が変わるの?
髪の毛ダメージしたくないからブリーチしたくない。
お金も関わることだから出来るだけ安く済ませたい。
色々な理由があると思います。
僕ら美容師がこれはブリーチ1回かな?2回かな?と判断するポイントはどこなのかをお伝えしたいと思います。
是非参考にして下さい。
判断ポイントは土台の明るさ
これが全てです。
希望の色をのせる前の土台でどれくらい明るくなっているかを判断基準にしてます。
髪質やカラー履歴、ダメージレベルなどを見極めて1回では明るさが到達出来ない場合は2回する。
そう言ったことをあらかじめ予測して決めています。
1回で到達するのであれば間違いなく1回しかブリーチはしません。ただ黒染めが残っていたり、もともと暗い髪の毛であれば1回のブリーチでは明るくなるのに限界があります。
だから2回必要になる。それだけです。
決してわざと2回ブリーチしてやろうなんて考えてません。
「言葉で言われてもわからんがね!!」
となるので←最近のパターン(笑)
ということで検証してみました。
【ガチ検証】毛先を白くしたい!パステルなパープルにしたい!ブリーチ1回と2回でどう違うの??
今回も毛束を使って検証したいと思います。
まずは
ブリーチ1回の毛束と
ブリーチ2回の毛束を作りました。
1回と2回では明るさが全く違います。
しかしその分ダメージも出ます。。。
ここら辺はダメージと要相談です。
【白くするバージョン】と【パープルにするバージョン】の2つ検証
このように2つを1組で同じパープルを
こんな風に。
同じく白っぽくする毛束を
白っぽいカラーバターで染めます。
およそ15分タイムを起きました。
【検証結果】パープルを比べてみた
パープルになりました。
両方パープルになってますが1番の違いは色の濃さなんではないでしょうか。
2回ブリーチのほうがより鮮やかに。よりパステルに見えます。
1回目のほうが土台に黄色味と赤味が残っているのでその上に紫がのるので濃くなります。
動画でも撮ってみた↓↓
【検証結果】白っぽくする場合
これはかなり差が出ましたね。
2回ブリーチの方は光の加減では白く見えます。
しかし1回ブリーチのほうは色に透明感がでたのみです。
やはり動画の状態で赤味や黄色味を飛ばしておかないと白っぽくするのは難しいんです。
動画でも撮ってみた↓↓
まとめ
ちなみに今回はカラーバターやマニパニをつかって検証しました。
毛先を白っぽくするカラーは本田的カラー剤で意外とできます。
これカラー剤で作りました。
1回ブリーチをしっかりした状態からです。
参考記事はこちら
カラーバターやマニパニはトリートメントなのでダメージが出ません。
カラー剤の場合は薬剤なのでハイブリーチ毛には危険が伴うのでダメージレベルを見極めて選定することが大切です。
パープルとかネイビーとかはカラーバターを使いますが。
色んなプロセスがありますのでお問い合わせ下さい。
明日からのカラーオーダーにご参考下さい。
まだまだガチ検証記事あります!
合わせてご覧ください。