大阪の豊中市で美容師をしている本田です。
本日はお客様に大切なメッセージを。
これからの時期高校卒業や就活の終わりなどでヘアカラーをされるお客様が増えます。
本当にありがたいことに沢山のお客様がご来店して頂けることに日々感謝しつつ精一杯担当させてもらう心構えは完璧です。
そんな中、黒染めをされていてヘアカラーをしたいとご来店頂けるお客様が多くなる2月、3月になって参りましたので今一度書かせて頂きます。
黒染めをされてる方のブリーチや外国人風カラーにしたいとのオーダー
非常に多くなって来ます。
この【黒染め】をしていると結論ヘアカラーが非常に困難な場合がある!
という記事は以前にも書かせてもらいました。
一度お読み下さい。
黒染めしてるとカラーが出来ないわけではない
1つ先にお伝えしておきたい事は
黒染めしてるからといってヘアカラーが出来ないわけではない
そうではなくて
黒染めしてると成りたいヘアカラーになるには時間(期間)がかかる場合がある
という事です。
非常に混同しやすいのですが決してできない訳ではありません!!
そこを理解した上でこの記事をお読み下さい。
黒染めしてると明るくなりにくいんです。。。
本来外国人風カラーやアッシュグレーのグラデーションカラーをする場合に土台の明るさを出す為に必要なブリーチをしても明るくならない事が多いです。
本来は15レベルくらいのところまで明るくしたいけど
これくらい。
黒染めが残っていると12レベルくらいまでしか明るくならない事もあります。
とくに髪質が太い方、しっかりしてる方は明るくなりにくいです。
そういった方は2回ブリーチ、3回ブリーチする必要があります。
そしてもう1つ。
黒染めが残りすぎて赤味が強く出る
どうゆうことかというと。
まずこちらは黒染めがない場合のブリーチ。
赤味が少なく
ブリーチしてもこの通り。
赤味が少なく黄色がでて綺麗に明るくなります。
これが通常。
では黒染めしてるとどうなるか。
赤味が強く感じますね。
ブリーチすると
オレンジ、赤味を強く感じませんか?
2つを見比べると
ここまで違うんです。
ブリーチ後でこれだけ違うと流石に色味が違う感じに染まってしまいます。
この赤味では毛先を白くすることはかなり困難です。
明るさをキープし続けることは難しいのです。
ではどうすればいいの?
これだけ赤味が出た場合はダブルカラーをする。ということです。
まず赤味を削る色で更に土台を作っていくのです。
ブリーチ➡︎オンカラー➡︎オンカラー
のトリプルカラーにすれば良いのです!!
こちらをご覧下さい!
トリプルカラーで赤味抹殺しました。
特に市販の黒染めは赤味が強く出ます!!
美容院での黒染めは赤味が出にくいのですが市販の黒染めを2〜3回とかされてると必ず赤味が出ます!
黒染めは必要な時が必ずあるのでしっかりと見極めて黒染めしましょう!!
僕がオススメする黒染めの方法は
青黒染め
青みを最大限に引き出した青黒染め。
真っ黒に見えますが赤味を少なく配合してるのでブリーチした時に赤味が出にくいです。
ただ赤味が少ないので通常の黒染めより色持ちが悪いです。
だから明るくなって来たら積み重ねる必要があります。
ただ明るくしやすいので短期間の黒染めとかには最高のパフォーマンスを引き出します!
しっかりと自分にあった黒染めをチョイスして下さい!!
まとめ
⚫︎黒染めをされているとその黒染めの履歴次第でかなりヘアカラーがやりにくい場合がある。
⚫︎明るくなりにくいので白っぽい感じはなりにくい
⚫︎赤味が出やすいとアッシュグレーなどになりにくい
非常にデメリットが多すぎて憂鬱になりそうですがしっかりとプロセスを踏めば赤味を消すことも可能です。
時間に余裕を見て下さい!
黒染めが残っているお客様はかなり時間に余裕を持ってご来店下さい!
黒染めからのブリーチオンカラーの二回染めをご予定のお客様の場合。
上手くいけば2時間半くらいなのですがことブリーチで赤味が強く出た場合はトリプルカラーなどにメニュー変更する場合があります。
その場合は4時間とか普通に時間がかかります!!
赤味を消していくプロセスはかなり時間がかかります!
ですから黒染めをされてる方はかなり時間に余裕を持ってご来店下さい。
時間に限りがあると当日に施術できない場合があります。
事前にLINE@にてお問い合わせしてます!
LINE@をフル活用して下さい。
事前にカウンセリングが出来るといろいろとアドバイス出来ます!
料金や時間もお伝え出来ますのでメニューが濃いお客様は特にLINE@での事前カウンセリングをオススメしています。
お客様のライフスタイルがよりhappyになるお手伝いをさせて頂きたいと思います。